Story Protocol、2024年8月21日にシリーズBで8,000万米ドルを調達

業界報道によると、Story Protocolは2024年8月21日、シリーズB資金調達ラウンドで8,000万米ドルを調達しました。同ラウンドにはAndreessen Horowitz、Polychain、Cozomo de Medici、Adrian Cheng、Scott Trowbridgeなどが参画しています。この投資により、Story Protocolの累計資金調達額は1億3,430万米ドルとなり、最新の評価額は22億5,000万米ドルに達しています。Story Protocolは、物語分野における創作プロセスの変革を目指したWeb3技術を開発しています。本プロジェクトは、オンチェーンIPの創作、ガバナンス、ライセンスのための革新的なフレームワークを構築しており、モジュール式で組み合わせ可能な「ストーリー・レゴ」エコシステムの実現を目指しています。プラットフォームはIP開発の全ライフサイクルを効率化し、起源追跡、摩擦のないライセンス管理、収益分配などの機能を提供します。これにより、文章・画像・ゲーム・音声など全てのメディアフォーマットのクリエイターが自作品の起源を追跡できるほか、誰もがコンテンツの創作やリミックスが可能となり、公正な価値帰属が保証されます。注目すべきは、Story Protocolが力強い成長を示している点です。2023年5月の初回2,930万米ドルの資金調達以来、複数回のラウンドを完了しています。テストネットは2024年8月27日にローンチされており、メインネット展開は2025年初頭に予定されています。ローンチ時には、総発行量の10%に相当する$IPトークンがインセンティブプログラムとして割り当てられ、メインネット稼働初日から厳格なアンチシビル対策が実施されます。複数の大手取引所がStory Protocolの$IPトークンの対応および上場を発表しており、市場から高い信頼を得ています。トークノミクスによれば、コミュニティ割当は最大58.4%に及び、コミュニティ開発への強いコミットメントが示されています。